経理パートナーズコラム
経理は利益を生まない間接部門か?(H24.3.12)
作者:西岡
経理は会社経営の要といわれる一方で経理は利益を生まない間接部門と言われることもあります。
私共はスタッフ登録の際に求職者と話をする機会が多いのですが、
退社理由を聞くと、業績悪化のため、営業部門への配置換えを打診されたとか、間接部門はアウトソーシングすることになったため等という理由も実際にはあります。
では本当にそうでしょうか?
弊社は会計事務所を併設しているのですが、顧問先に求められているのは単なる決算、税務申告だけではなく、
節税対策、経理業務コンサルティング、経営戦略提案など多岐に渡ります。
会計事務所はその会社に常駐している訳ではありませんが、あがってきた会計データをみることにより、上記のサービスの提供しています。
という事はその元の会計データをつくっている経理の方は意識の持ち方や勉強次第で、自分自身の経理スキルに付加価値をつけることはできるのです。 とはいうものの、経理の仕事は手間もかかり、かつほぼ100%の精度が求められるため、日常の処理で手一杯という現実を抱えている方も多いかと思います。
日常経理が疎かになってしまったら、もとも子もありませんが、付加価値の高い仕事をすることによって、社内での位置づけを高めていっていただければ、うれしいと思います。