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2024/04/10 UPDATE

経理パートナーズコラム

書類の限界(H24.6.27)

作者:西岡

先日、経理人材の依頼を受けてある会社に訪問しました。
その際、社長と一緒に30代後半の経理担当者が同席され、自分が辞めるので後任を探して欲しいという事でした。

話を聞いていると、その方はとても仕事ができそうで、社長も絶大な信頼をおいているようだったので、なぜ辞めるのか不思議に思い、聞いてみたところ、ある事でどうしてもこの会社を辞めざるを得なくなり、現在就職活動中。何かよい案件があれば、紹介して欲しいという事でした。 また社長からも彼女は仕事ができるので、是非よい仕事を紹介してあげて欲しいと言われました。

そこでその方から履歴書・職務経歴書を提出してもらったのですが、書類上は学歴、職歴(転職回数)、資格がやや見劣りし、他者比較となった場合、恐らく書類選考で落ちしてしまうだろうというものでした。 ただ会社側の話を聞くと、その方は現在とてもよい仕事をしていて、業務改善の提案力、実行力もある。また人柄もよく、上司や同僚・現場からも信頼は厚いというのはよく分かりました。

そこで私としてはどうにかこの高い評価を書類に反映させたくて、いろいろ試行錯誤したのですが、どうにもこうにも限界があることに気づきました。 私達人材紹介・派遣業界の人間は履歴書・職務経歴書等の書類と面談だけで、その人を判断し、採用する会社も基本的にはそれだけで採否を決めます。 その人が今までどういう働き方をしてきたのか、以前の職場の上司や同僚から聴く機会はまずありません。

今回はたまたまそういう機会があったのですが、それ故に書類や初対面での面接でアピールできる事に限界があるのを感じました。 私自身、この仕事をはじめて6年目に入り、書類と面談である程度の判断ができるようにはなってきましたが、そんな矢先の出来事でした。 人材紹介・派遣業界の人間としてできる事は限られてきますが、いろいろアンテナを張って、多方面に亘って、紹介する方の良さがアピールできるように努めていきたいと思います。

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