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2024/03/28 UPDATE

経理パートナーズコラム

正社員のつなぎで入ったはずが・・(H25.7.24)

作者:西岡

弊社は経理の派遣以外に人材紹介もやっているのですが、「派遣」のイメージが強いのか、会社側からは、「正社員が辞めてしまう(もしくは辞めてしまった)ので、次の正社員の人が決まるまでのつなぎで即戦力の人を派遣して欲しい」という依頼を受けることがあります。

それはそれで、ご自身の就職活動のつなぎとして短期で就業したいという求職者も一定数いるので、就業に至るケースも多々あります。
とある会社で、一人経理の正社員(30代前半の女性)が4月末に退社するので、次の正社員(できれば同じ世代の女性)が決まるまで、つなぎの人材を派遣して欲しい、また同時に正社員になりうるような人材も同時に紹介して欲しいという依頼を受けました。

そこでインターネット上に短期派遣と紹介予定派遣(正社員)の2件の案件を掲載したところ、短期派遣の案件にエントリーしてきたのが、ご自身も正社員での仕事を探している40代男性。スキルは高く、マネジメント経験もあり、人柄も信用できる方だったので、短期派遣として即日就業することになったのですが、ご本人に参考までに正社員としての希望年収を聞いたところ、紹介予定派遣(正社員)の案件の年収と300万円も開きがありました。

ご本人としても、そこで正社員として就業する気は全くなく、会社側もそのつもりはなかったのですが、就業してみたところ、意外と会社の雰囲気が合ったらしく、短期派遣とは思えないほど、会社に馴染んでしまいました。 それをみていた社長がご本人に対して猛烈に正社員へのラブコール。ついに社長がご本人の希望年収にほぼほぼ近い金額の年収に合意し、めでたく正社員となりました。 誰も想像しなかったこの結果。このようにうまくいくケースはほぼ稀かとは思いますが、チャンスは思わぬところに落ちているかも知れません。

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