経理パートナーズコラム
新卒エージェントについて(R8.4.10)
3月末、ネット上で気になる記事を目にしました。
各大学が就職活動中の学生に対し、
一部の仲介業者による内定承諾の強制、
いわゆる「オワハラ」への注意を呼び掛けているという内容です。
学生は新卒の就職活動において、
求人企業だけでなく人材紹介会社と接点を持つことがあります。
紹介会社経由で就職が決まれば、
採用企業から紹介会社に手数料が入る仕組みです。
そのため、一部の紹介会社が学生に対して
内定承諾を強く迫ったり、
他社の選考辞退を求めたりするケースがあったとのことでした。
大学のキャリアセンターは、
こうした強制的な要請には応じないよう学生に注意喚起しているそうです。
弊社も派遣だけでなく中途採用の人材紹介を行っているため、
この仕組みはよく理解しています。
実際、弊社が紹介した人材が求人企業から内定をいただいても、
本人が辞退し、自分で応募した企業や他社経由の企業に行く事は珍しくありません。
その場合、弊社には一切の報酬は入りません。
紹介会社側が必死になる気持ちも分かります。
一方で、私自身も大学生の子どもを持つ親として、
悪質な紹介会社に振り回されてほしくないという思いもあります。
私個人の考えとしては、日本では「新卒」というだけで大きな価値があり、
企業側も学生が社会経験の浅いことを理解しています。
だからこそ、まずは人材紹介会社に頼らず、
自分の力で直接企業にぶつかっていく方が良いのではないかと思います。
それでも十分、自分に合った企業に出会えるはずです。
人材紹介会社を活用するのは、社会人としてキャリアを積んだ後、
その経験を正当に評価してくれる企業を探す段階で良いのではないでしょうか。
私たち紹介会社ができるのは、あくまで「機会の提供」です。
最終的に納得して選べるよう、求職者に寄り添っていきたいと考えています。












