経理パートナーズコラム

先日、ある会社から経理派遣の依頼を受けました。
話を聞いてみると、もともと経理の正社員が辞める予定で、その後任をハローワークで募集。1名採用したが、その人が引き継ぎ期間中に辞めてしまったとの事。 そこで次の正社員が決まるまでのつなぎで1ヶ月経理派遣をお願いしたいという事でした。

そのため弊社登録スタッフで現在、正社員で就職活動中の方にこの案件を紹介し、自分自身も正社員が決まるまでのつなぎと割り切って、就業することになりました。 そしてその派遣スタッフの就業が開始すると同時に、この会社は再度、採用活動を開始したのですが、ハローワークからの応募者を面接するにあたって、その派遣スタッフも面接に同席するように言われたとの事。

そこで何名かの面接に同席をしたらしいのですが、それが自分自身の就職活動に非常に参考になったとの事。 面接に同席してみて、応募者の服装や態度、職務経歴や退社理由などの説明の仕方などで、いくつか気になることがあったのと、面接が終わった後に面接官と打ち合わせをしてみて、採用企業側がどういうところを見ているのかという事がだんだん分かってきたとの事。

現在、就職活動をしている方の中には、以前、在籍していた会社で自分自身が採用を担当していたという方もいますが、大抵の方は採用する側の立場を経験することはあまりないかと思います。 この派遣スタッフはたまたまそのような機会を持つことができたのですが、 就職活動をするにあたっては、一度、採用する企業側の立場になってみて、自分自身を面接するとどうなるのかという事をシュミレーションしてみるのもよいかも知れませんね。