経理パートナーズコラム
Excelと会計ソフト(R3.2.10)
経理を担当していらっしゃる方は、Excelを使う機会も多いのではないでしょうか。
以前、中小企業で経理をしていたことがあります。そこでは日々の作業はExcelに入力して管理しており、データを入力して月末に税理士さんに確認してもらって…という流れで作業していました。
Excelは、指定した条件で数値を集計するなどの関数の範囲が広くなると、ファイルを開くのにも時間がかかります。他部署と共有する資料と共有できない内部の資料を分けたりしていると重複して入力することもあり、ファイルもシートもどんどん増えて煩雑になっていました。幾つものファイルをいちいち開いて入力することで、いつミスしてもおかしくない状態になっていったと思います。
途中でソフトが導入されましたが、注文書や請求書、そこに繋がる売掛/買掛はExcelで管理していたので、企業によって支払条件もサイトもまちまちな売掛の回収漏れなどは、確認に時間がかかっていた記憶があります。月初は経営者からすぐにキャッシュフローや収支の報告を求められましたので、仕方なくExcelで作った資料を(仮)で提出していましたが、頂く資料とExcelの数字が合わないときもあり悩んでいました。
経理ソフトはどんどん発展していますよね。もし、Excelを使い続けて煩雑さにストレスを感じたり、ソフトが使いづらくて悩んでいたら、思い切って現在使っている会計ソフトの刷新を相談、検討してみるのもいいかもしれません。残念ながらお金がかかることですし、新しいソフトを導入して即解決、とはならないかもしれませんが、煩雑な作業を効率化して時間を有効に使えることや正確な数字を報告できることで、ストレスや悩みを減らせたらと思います。