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2024/11/18 UPDATE

経理パートナーズコラム

「代価と報酬の原則」檜山(R4.8.15)

作者:檜山

成功とは何か?
人それぞれに定義があって、千差万別であると思います。
仕事においては
「パレートの法則」
という1つの定義があります。

「80:20の法則」ともいわれ、
「売上げの8割は2割の社員に依存する」
といった傾向をさすという原則です。

日々の業務においても優先事項の20%を何に置くのかによって その日の成果が決まってきます。
人生における成功を収めるためには
長期的な目標を立てつつ、日々小さな成功をどれだけ積み重ねるかに
依存してきます。

そして、会社で働く上においては
日々代価をどれだけ支払ったのかによってそれに見合った報酬を受け取ることができます。

重要なのは「代価」が先で、「報酬」はその後であることです。

先月ある派遣社員が1カ月で辞めてしまいました。
理由としては、
①仕事内容が入社時の説明と全く違っている。
②このまま長く勤めていても将来自分のスキルアップにつながらない
という理由でした。

私も仕事が嫌いで飽きてきたから次の仕事を探そうとしたこともあり、 「志」のある辞め方に関してはどうこう言うつもりはありません。
ですが、
本当にやりたいものを見つけたいのであれば
「やり抜くこと」
「背負うこと」
が一番大切なことだと思っています。

仕事内容が違っているのであれば、その中でどれだけ 自分のパフォーマンスを高めようとしないのか?
担当者がいるのであれば、何故担当者に相談しないのか?
と思ってしまいます。

仕事にはその人に合うものと合わないものがあります。

従業員は辞表を出すなどして、簡単にやめることはできますが、
役員や経営者になると嫌だからといって仕事を投げ出すことはできません。
従業員が路頭に迷うことになるからです。

私が言いたいことは、
「仕事が合わない」「このままいてもスキルアップしない」から辞めるのではなく、
「合わせる努力をする」
「最後まで責任を持って仕事をやり切る」
覚悟は持って欲しいということです。

その気持ちがあれば、営業の担当者に対しても
「私はこれだけの仕事をやったので、次はこんな仕事をやらせて下さい」
「もっと私のスキルアップにつながる仕事はないのですか?」
と堂々と言えるようになり、それが会社全体を盛り上げていくことになります。

そんな会社になってくれればいいなと心から願うばかりです。


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