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2024/11/18 UPDATE

経理パートナーズコラム

「仕事を紹介したい人」西岡(R5.4.21)

作者:西岡

ここの所、労働人口の高齢化が進んでいるせいか、
以前では考えられなかった50代後半~60代の方を企業に紹介し、
実際に就業するというケースがポツポツでてきています。
しかし、ただでさえ簡単ではない高齢者の就職。
すんなりいかない事も多々あるのですが、一度、うまくいかなかった際に、私の中で、この人には引き続き、仕事を紹介したいと思うタイプとそうではないタイプがいるという事に気づきました。

仕事を紹介したいと思うタイプは、ずばり「辞退しない」人です。
もちろん、お仕事を紹介する前に、その方の希望条件はヒアリングし、数ある希望条件の中で優先順位を決めてもらいます。
それにある程度、そったお仕事を紹介し、実際、面接もしてもらうのですが、
会社側からの会社の説明や仕事の内容を聞くと、本人の中でどうしても気になる部分がでてきて
(例:請求書発行の流れが思っていたより複雑)、自信がないので辞退したいという事があります。
ただ、実際に就業が決まった人と面接終了後に話をすると、皆、
「実際、やってみないと分からない。不安はあるが、やってみないうちから自分から断るのは得策ではない。先方が来て欲しいというなら、行きます」
と言います。
もちろん、行きたい、行きたくないの意思決定は求職者に委ねれられており、私としても決して無理強いはしないのですが、本人辞退のケースが何回か続くと、私の中で「この人はまた辞退するんだろうなぁ」と思ってしまい、何となく、足が遠のくというか、連絡しなくなってしまいます。

「最後の転職にしたいので、妥協したくない」というのはあるかと思うのですが、あまり理想を求めすぎると、いつまで経っても仕事が決まりません。
3か月程度、就職活動をやってみて、決まらないのであれば、もう少し自分の中での許容範囲を広げる必要があるような気がします。


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