経理会計職のお仕事インタビュー
山本 恵子さん(サービス業勤務 37歳)
経理職についたきっかけは?
新卒で入社した会社で先輩に勧められて、簿記3級の資格を取得。
そのときはじめて簿記の仕組みを知り、興味を持ちました。その後、上場企業の財務データを収集・メンテナンスする部署に配属になり、毎日、財務諸表をみているうちに、この数字はどのような過程を経て作られたものか、知りたくなりました。
また当時の会社は既に11年勤務していたので、そろそろ他の会社も見てみたいと思い、当時、全くの未経験ではありましたが、経理職での転職を考えました。たまたま未経験で採用してくれる会社があったので、応募したところ、採用となりました。
前職は?
リサーチ会社での企業財務データ収集・メンテナンス
現在の仕事は?
国内経理業務全般。
海外事務所との会計データやり取りと取りまとめ。
税理士、監査法人対応。
やりがいを感じるのは、どういうときですか?
会社は経理だけでは成り立ちません。営業・広報等他部署のスタッフがいてこそ成り立っていますが、その人たちにある一定のルールで会計処理してもらう必要があります。 経理のことがよく分からなかった人たちに経理の重要性を根気強く説明し続け、理解、実行してもらったときは、やっていて良かったと思います。 また税理士、公認会計士などの会計専門家から、いろいろ教えてもらうと、自分の知識が深まり、今後も頑張っていこうという気になります。
大変なのは、どういうときですか?
数字が合わないとき。
他部署と意思疎通がうまくできなかったとき。
今後、挑戦したいことは?
他部署の人に会計処理を指導するだけでなく、出来上がった会計データを有効に使ってもらえるような、提案をしていきたいと思います。
モットーは?
お金の動きの裏には必ず会社としての営業活動の動きがあります。
単純な伝票処理でも自分の意識次第で、会社の動き、方向性、改善点が見えてきます。